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社長のひとこと集(2022年)

  • 2022.12/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    早くも師走となりました。
    気づけば12月。師が走り回るとは字の如く師走となりましたね。
    さて、TVを点ければほぼグルメ番組や大盛など食べ物の話題が尽きない内容が多いこと。
    そんな時私は、よくおばあちゃんから「もったいない、この魚の骨もストーブで炙れば食べれるんだよ。魚さんの全てを頂こうね。」と一物全体(いちぶつぜんたい)の精神を教わりました。
    日本は、戦後の貧しい時代を超え、80年代から90年頃までのバブル景気を経験し、物質的豊かさを手に入れてきました。
    食に関しても・・・昔は「生きる為の食事」だったのが、今では、「見た目と美味しさの快楽を求める食」になって来た様に感じます。
    ストレスのある現代社会では「食」でストレスを解消したり、癒されるなんてことがありますよね。
    肉やお酒、お菓子なども食べたくなることもあると思います。
    ただ私は、食は心に大きく影響を与えると思うのです。
    自身の心声を傾けて、あなたの食べたいものを食べればいいと思うのです。
    ”今日、自分の体は何が欲しいかな??”
    あなたの体が必要としている食べ物は、あなたの体が知っています。
    体の声を意識して聞いてあげて下さい。
    その時に、貴方は快楽を求める食なのか、それとも生きるための食なのか、今一度、考えて選択してみてほしいのです。
    「いただきます。」の感謝の心と共に、食を選ぶ事は、とても大切なことだと思います。
    年末年始は、胃腸の疲れる季節です。
    食べ過ぎ飲みすぎにご注意を。
    時節柄、寒い日が続きます。どうぞご自愛くださいませ。
    良き新年をお迎えになります様、お祈り申し上げます。
    核酸は必ず温かいお湯で小刻みに数回に分けてお召し上がり下さいませ。

  • 2022.11/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    11月に入り、札幌も紅葉も終わりを迎え葉が落ち始めています。間もなく雪の便りも聞こえそうです。
    さて、10月からはつらつ核酸の製造が始まりました。
    水温が下がり、冷たい水で大豆をうるかし、気温の低い中だと雑菌の活動も静かになる為、
    はつらつ核酸で使用する有効菌の働きを妨げることが無いため、大豆を培地とした有効菌がしっかりと根付き水準の高い商品を作り出す事が出来ます。
    製造中に想う事は『全てはお客様の笑顔の為に』。
    もう一つは、培養の中で繰り広げられる有効菌との対話です。
    余談ではありますが、少しでも自分の気持が下がってたりマイナスの気持が多い場合、有効菌に気持が移り濁りが出たりして必ず失敗します。
    なので作業を行う前に精神を整える事が大切になります。
    人が出来る事は菌が住心地良い温度と培地の場を作るだけです。
    後は全て発酵という行程を有効菌にお任せするだけです。
    定期的に培養器を覗くと日ごとに有効菌の切磋琢磨の様子を見る事が出来ます。
    発酵を通して、本来の大豆の栄養素だけでなく、有効菌の力から様々な栄養素が生み出されます。
    当社はつらつ核酸だと、スーパーイソフラボンやギャバなどの栄養素です。
    これからもまだ見ない発酵から作り出される栄養素を求め皆様に喜ばれる商品作りに努めたいと思います。
    そろそろ核酸も常温やぬるめのお湯から温かいお湯に変えてお召しがり頂けたらと思います。

  • 2022.10/3

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    さて、「秋の日はつるべ落とし」と言われるように、
    日々、日が暮れるのが急に早まり、気温も低くなります。
    長引く残暑に気を消耗して疲れ果てていた方、胃腸の調子を崩されていた方も多い晩夏の時期も終わりを見せ、これからは冬の寒気に近づく秋本番を迎えます。
    中医学において、秋は『肺や鼻などの呼吸器や大腸、皮膚』と深く関りがあると言われています。
    また、秋から冬の季節の変わり目は、感情的には悲しみや憂いを感じ易くなり、余り感情に悲しみ憂い過ぎると気の消耗が激しくなり、肺を傷つけやすくなります。
    そして秋の天候による邪気は「燥邪」⇔(乾燥)と呼ばれ、乾燥が強まり体内の潤いが失われ、肺や鼻、喉、皮膚、大腸の乾燥による咳、喘息、胸痛や鼻づまり、咽頭痛、皮膚の荒れ、便秘などの症状が起きやすくなります。
    暑さから解放され、徐々に気温が下がり乾燥が強まるこれからは、「温性」「辛味」「酸味」で肺を温め潤し元気にすることが養生のポイントとなります。
    そろそろ核酸も常温やぬるめのお湯から温かいお湯に変えてお召しがり頂けたらと思います。

  • 2022.9/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    9月となり北海道では、朝晩の気温も20度を下回り秋風が感じれる季節となってきました。
    秋になると夏の暑さの疲労から、体調の変化も大きく出ます。
    夏の冷やしすぎで腎臓に負担が掛かり腰痛や体のだるさや例えば乾燥肌など、症状が強く出てくる場合があります。 そこには気温の低下の影響からの冷えが大きく関係しています。
    今回は、かゆみの事をお伝えしたいと思います。
    かゆみは、「引っ掻きたくなるような不快な感覚」と定義されますが、実は、かゆみは体(カラダ)を守る防衛反応のひとつなのです。
    皮膚に異物が付いた際に、かゆみを感じることによって、異常が起きている場所を自分に知らせ、その異物を掻いて取り除こうとする行動を起こすことから、かゆみは一種の生体防御反応であると考えられています。
    最近の研究では、吐き気と吐くことに関係する仕組みと、かゆみと掻くことに関係する仕組みが似ていると考えられています。
    吐き気も食べたものに異常があることで生じる感覚であり、吐くことで異物を体の中から除去します。
    このことからも、吐き気と類似の仕組みをもつかゆみが体を守る防衛反応であることが推察できます。
    さらに、かゆみは体の異常を知らせるサインであることも分かってきました。
    例えば、がんではその発見に先だって、なかなか治らないかゆみを感じたり、内臓疾患では全身に湧き上がるようなかゆみを感じる症状がでたり、東洋医学の考え方でも、体の中にあってはいけない老害物(主に薬害)まずは肝臓で解毒をしますが、それでも出し切れない老廃物は一度体の外の皮膚に出します。
    そこで炎症を起こして老廃物を燃やすのです。しかし体の体温が低いと老廃物を燃やしきれずにまた体に籠ります。
    それを繰り返すことでかゆみも長引き悪化しやすくなります。
    体温の事は何度か書いていますが日々体の体温を高めておくと様々な病気やウイルスに負けない体になるという事です。
    さて、秋は台風のシーズンでもあり気圧の変化が激しい季節となります。
    天気病と言って、寒暖差や気圧、湿度などの変化により自律神経が乱れることで、頭痛やめまい、疲労感、関節痛などに加え、鬱のような精神的な症状も引き起こします。
    これから季節は秋から冬へと寒さが感じられる季節となります。
    そろそろ核酸も常温やぬるめのお湯から温かいお湯に変えてお召しがり頂けたらと思います。

  • 2022.8/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    今年も全国的に猛暑の夏となっていますね。
    暑い夏は、炎天下の屋外とエアコンの効いた室内の温度差がある為に、体温を調節するだけで体力を消耗してしまいます。
    さらに冷たい物を飲み食いすると胃腸が冷えて消化不良になり、さらに寝苦しい夜は眠りが浅くなる事で疲れが翌日まで残ってしまい「夏バテ」をおこします。
    また、冷たい飲み物食べ物が多くなると「腎臓」の負担となり夏から秋へと季節の変わり目の際に体調を崩しやすくなります。
    この猛暑を乗り越えるには、ビタミンやミネラルをたくさん含む旬の食材を意識して摂りましょう。
    夏野菜なら、枝豆、トマト、きゅうり。瓜系のお野菜なら、かぼちゃ、ゴーヤなど、
    動物タンパク質ならば、豚肉をオススメの選択肢としてあげられます。
    もちろん早めの睡眠と、しっかり朝日を浴びる事を心掛けて、夏を乗り切りましょう!
    内臓は冷やさないよう、核酸は必ず温かいお湯でお召し上がり下さいませ。

  • 2022.7/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    日々の生活の中で、私達は、不自然なものを無意識に体に取り込でいます。
    大気からのガス交換も食べ物からの薬品、食品添加物と多くの不自然なものが入り込んでしまうものです。
    健康的に過ごすにはこれらの不自然な物質を体外へ排出して、自然な食べ物を体に入れるということをして体内を綺麗なもので循環させていくのが理想な訳です。
    体外へ排出することを排毒作用と呼びます。
    この排毒作は大便、尿、汗、痰、鼻水、涙、嘔吐、咳等があり、女性では、月経の出血も排毒作用と言われています。
    女性が男性よりも若さが保ち易いようですがこの排毒作用が特に影響していると言われています。
    一番の健康の秘訣の一つは、排毒を上手にする事だと思っています。
    つまり、上手に大便、尿、汗、痰、鼻水、涙、嘔吐、咳等をするという事です。
    また、発熱は、排毒のチャンスですので一気に体の毒素を出す気持ちで、自然に上がる熱を解熱剤などで下げずに、尿や汗、痰、鼻水と出していきます。 そうすると早い段階で体が元に戻ってくるのです。 熱が上がったら熱を冷まそうというのは不自然です。
    高性能な人体が何も指示することなく勝手に体温を上げてきているのだから、それには必ず意味がある訳です。
    そこに抗うことなく、身を任せ体がだるいならば出歩かず、ゆっくりと家で過ごす。
    自然な排毒を心掛ける事が大切です。 核酸は必ず温かいお湯でお召し上がり下さいませ。

  • 2022.6/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    北海道も例年にない大雪を乗り越えたと思ったら、
    今年は、5月は寒暖の差が激しく、体調が崩しやすい気温差となっております。
    そんな季節の変わり目の時期になると肩こり、不眠、だるさや花粉などの不調を訴える人が多くなります。
    これらの不調は全て自律神経が大きく関わっています。
    冬は寒いので交感神経が優位になり、逆に夏は暑さから副交感神経が優位になります。
    季節の変わり目も時期は、交感神経と副交感神経の入れ替えの時期で、寒暖差がある為、自律神経が乱れ易くなります。
    これにより、花粉症や関節痛やリウマチ、生理不順など、元々、持っている症状が悪化したり、また血圧が変化しやすく動悸が起こり易くもなります。
    更に季節の節目毎に精神を安定させる神経伝達物質セロトニンが減り、不安を感じやすくなったり、眠気を誘う睡眠ホルモン・メラトニンが減り不眠の原因になります。
    そこで朝は、陽の光をしっかり浴び、夜は遅くても10時に休む事で体内時計を整え、ホルモンバランスを整えるように、時間を守った睡眠をぜひ心掛けてみて下さい。 核酸は必ず温かいお湯でお召し上がり下さいませ。

  • 2022.5/2

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    さて、前回は「疏泄(そせつ)」の事を書かせて頂きましたので、続きとなる「蔵血(ぞうけつ)」のお話です。
    よくレバーを調理する時には、下ごしらえで必ず血抜きを行います。これはレバーに血液を貯蔵する働きがあり、そのままで調理すると生臭くなります。
    いうまでもなくここで言うレバーとは肝臓のことになります。
    中医学でいう肝の働きにも、血液の貯蔵と血流量の調節があります。
    血液は飲食物や腎の生命エネルギーから作られて全身に運ばれますが、余ったものは肝にストックし、必要に応じてストック分を出し入れしています。
    これを蔵血(ぞうけつ)作用といいます。
    例えば、安静している時と運動している時では、明らかに後者の方が血液を必要とする為、血流量を増やして全身に血液が行き渡るようにします。
    特に女性の場合、月経中、妊娠中や授乳期には普段以上に血液を消耗するため、肝のストックは少なくなり、イライラや精神不安、抜け毛や切れ毛、二枚爪、目の不調、こむら返りなど、肝血不足の症状が現れやすくなります。

    運動や体調だけでなく、精神状態、季節や気候変化によっても血流量は調節が行われており、ストックが不足すれば、肉やほうれんそうなど血液を補う食品が欲しくなったり、必要以上の消耗を抑える為に極度な酸味を欲っします。つまりそれは肝が欲しがっているのかもしれません。

    肝血の不足は、直接肝と関係のある精神活動や目、筋などに現れるだけでなく、気温差や気圧変化、風などに対する抵抗力の低下も引き起こします。
    赤血球や血色素が不足した、いわゆる貧血も蔵血作用の低下で起こります。そんな時、鉄瓶などで湯を沸かしす事で鉄瓶から身体が吸収しやすい「二価鉄(にかてつ)」と呼ばれる鉄がお湯に含まれます。
    代謝アップや便秘解消などに役立つ「白湯(さゆ)」の中に核酸を入れて小刻みにご使用いただく事で鉄分補給もできて一石二鳥です。
    サプリなどの対症療法もありますが、自然な形で身体を整えていきたいですね。 核酸は必ず温かいお湯でお召し上がり下さいませ。

  • 2022.4/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    さて、4月に入り札幌もようやくあの記録的な大雪から抜け出し、春の陽射しが気持ちいい季節となってきました。
    今回のテーマは、五臓の中から春の季節である。「肝(かん)」です。
    中医学において、「肝」は西洋医学で考える肝臓の働きだけでなく、身体全体の活動と関わるさまざまな役割を担っていると考えます。
    肝の機能が低下すると身体全体に影響が現れ、イライラや憂鬱といった精神の不安定、血圧の上昇、頭痛、胃腸の不調、月経障害、めまい、手足のしびれ、視力の低下などさまざまな不調につながります。
    肝は、『のびのびとした状態』を好む臓器です。
    過度なストレスを受けると機能が低下してしまうため、季節や環境の変化でストレスが溜まりがちな時期は、特に積極的な養生を心がけましょう。
    肝の機能の中でも重要なのは、「疏泄(そせつ)」と「蔵血(ぞうけつ)」です。 今回は「疏泄」について取り上げます。
    「疏泄(そせつ)」とは…新陳代謝を促すという事です。
    「疏泄」の意味は“通じさせて発散・排泄する”という、新陳代謝のような役割のことになります。
    冬は寒さもあり家にこもりがち、冬に溜め込んだ老廃物(毒素)を春という芽吹きの季節に表に出そうとします。
    そこで、『肝』が全身を巡る「気・血・津液」の流れをスムーズにし、消化や排泄を促進させる機能で、精神の安定や胃腸の働き(消化吸収・排泄)などをサポートしています。
    「気・血・津液」がスムーズに流れていれば、エネルギーや栄養分が身体のすみずみに行き渡り、身体全体が健やかな状態に。余分な汚れやストレスが溜まることもなく、心も身体も健康な状態が保たれます。
    反対に気の流れが滞ると、ストレスがうまく発散できず情緒が不安定になったり、胃腸の機能が低下して食欲不振や下痢、便秘といった不調が現れたりします。 食べる事以上に出す(排泄)がとても大切だという事です。
    肝を元気にする基本は、心も身体もリラックスをした状態を保つこと。
    ストレスは気を停滞させる大きな原因となるので、ストレス社会の今、上手にコントロールしながら気・血・津液の流れをスムーズにするよう心崖ましょう。

    春・肝 出易い症状
    ・情緒の不安定:憂鬱、イライラ、胸苦しい、怒りっぽい、興奮、頭痛、目痛、血圧の上昇
    ・胃腸の不調:食欲不振、お腹や胃の張り・痛み、ムカつき、げっぷ、しゃっくり、下痢や便秘
    ・血行不良による不調:脇痛、胸痛、胃痛、生理痛、生理不順
    ・水分の停滞による不調:痰、下痢、むくみ

    ●摂り入れたい食材
    【肝の機能を高める】
     そば、みかんの皮、香草類、ねむの花、梅の花、ハマナスの花、ジャスミン茶、グリーンピース、カツオ、カレイ、イシモチ、わかめ など
    【辛味のあるもので溜まったうつを発散】
     ミント、菊花、新たまねぎ、みょうが、うこん、三つ葉、大葉、春菊 など
    【苦みのあるもので肝を静める】
     竹の子、クレソン、うど、たらの芽、ふき、ごぼう、わらび など

    是非ご参考になさってみて下さい。 核酸は必ず温かいお湯でお召し上がり下さいませ。

  • 2022.3/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    さて、冬から春にかけての季節の変わり目の時季となりますが、そこで「土用」のお話です。
    中国の「陰陽五行説」では、万物を「陰」と「陽」に分けた「陰陽論」と、自然界は「木・火・土・金・水(もく・か・ど・ごん・すい)」の5元素から成り立つとする「五行説」。
    この2つを結び付けて、宇宙・自然・人事などのあらゆる事象を解釈する理論です。
    陰陽五行説では5元素の要素に四季を当てはめ、「木=春」「火=夏」「金=秋」「水=冬」とし、「土」を各季節への移行期間(季節の変わり目の時期)としました。
    土用は「土旺用事(どおうようじ)」の略で、土の気が旺(さかんに)なることを意味します。土は命が最後に還るところであり、新しい命も土が育むという性質から、古い季節と新しい季節の変わり目に「土用」をおいたといわれています。
    1年に4回ある土用は、立春・立夏・立秋・立冬の前にそれぞれ約18日間続きます。この時期は次の季節に移る変動期にあたる為、体や心が不安定になりがちです。
    昔から土用は「凶」の期間とされ、人々は禁忌を避けて慎重に過ごしてきたのです。
    土用が始まる日を「土用入り」、最終日を「土用明け」といいます。

    土用明けの次の日から、新しい季節が始まります。
    2022年の土用は
    冬土用 2022年1月17日(月)~2月3日(木)
    春土用 2022年4月17日(日)~5月4日(水)
    夏土用 2022年7月20日(水)~8月6日(土)
    秋土用 2022年10月20日(木)~11月6日(日)
    となります。

    土用は免疫力をあげて特に胃腸を労る事が大切です。
    五行の理論では、人体も同じように5つの要素から成り立っていると考えられ、それぞれ「木=肝臓」「火=心臓」「土=脾臓(膵臓)」「金=肺臓」「水=腎臓」に表されます。
    土用の時期は、五行では「脾」にあたります。
    「脾」は免疫系を司ると考えられており、季節の変化で陰陽のバランスが乱れる土用の時期は、免疫力が低下しやすい時といわれています。
    気力がない、やる気が出ない、疲れ易いといった状態は、「脾」のはたらきが衰えている=免疫力が低下と判断します。
    特に冬土用のこの時期は、風邪などの感染症を引き起こしやすくなる傾向があります。
    そこで、免疫力を上げるには、腎臓にも関連する冷えを防ぐ食べ物で血液循環を良くして、根菜や豆類、黒ゴマや海草などの黒色食品がおすすめです。また、米・蕎麦などの穀類やめん類、米味噌、干した果物など、黄色味のある甘みを含んだ食べ物は、陰陽の乱れを調整し中庸に導いてくれるエネルギーがあります。
    免疫系と消化器系のはたらきは関連があり、土用の時期はお腹の調子を崩しがちになります。 小食にして、胃腸を労ってあげることも大切です。
    冬土用も2月3日で土用明けとなりましたが、まだまだ東北、北海道はまだまだ雪深い時です。
    暦では春の始まり立春も過ぎましたが、気を抜かずに、体を労って日々を過ごしましょう!
    核酸は必ず温かいお湯でお召し上がり下さいませ。

  • 2022.2/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    さて、睡眠負債と言う言葉を聞かれたことはありますか?
    睡眠負債とは睡眠不足が借金の様に積み重なって、あらゆる体の不調を引き起こしてくる状態の事を言います。
     睡眠負債が怖いのは極端な睡眠不足の方だけがなるのでは無く、毎日6時間ぐらいは寝ており睡眠不足とは無関係と思っている人が、自分では気が付かないうちに睡眠負債が溜まり、仕事や家事等のパフォーマンスが少しずつ落ちたり、病気のリスクが高まったりしていることです。
     睡眠時間が6時間以下の人は7~8時間の人と比べ死亡率が2.4倍も高くなり、また他の研究では交通事故の死亡率が13%も高まるとの結果も出ています。
    他にも免疫力が低下することによって、風邪を引きやすくなったり、癌細胞が増殖しやすくなったり、生活習慣病(高血圧、高脂血症)のリスクが高まったり、精神面でもうつ病や認知症になり易いといわれています。
    睡眠負債があるかどうかの見極めは、たとえば休みの日にしっかりと遮光した部屋で、携帯も時計も気にしない理想的な睡眠環境で寝た場合に、通常よりも2時間以上睡眠が長くなった時は、睡眠負債があると思った方が良いようです。
    睡眠負債のリスクがあるときにはどうすれば良いかですが、休日に寝だめをして直そうとする人が多いと思いますが、その場合は逆に生活のリズムが乱れ、休日の夜が眠れず、平日の睡眠リズムを崩し、睡眠不足のまま朝を迎えたりする事が多くなるとの報告も。
    お勧めするのは平日の睡眠時間を少しずつ増やし、休日も同じ時間を守ることです。
    20代から50代の働き盛りの世代であれば、睡眠時間は7~8時間必要と言われています。
    今の睡眠時間がもし、6時間以下であれば少しでも伸ばせるよう、日々の暮らしのスケジュールを見直されたらいかがでしょうか。
    核酸は必ず温かいお湯でお召し上がり下さいませ。

  • 2022.1/5

    明けましておめでとうございます。
    本年もどうぞよろしくお願いいたします。
    さて、インフルエンザと通常の風邪(コロナウイルス)の症状は、比較的似ていて風邪と思って過ごしてしまう人も少なくないと思います。
    のど・鼻などの症状が出てくる前に、急な発熱(38度以上の高熱)や倦怠感、筋肉痛、関節痛等の全身症状が出た場合は、インフルエンザに感染した確率が高いと思っていいでしょう。
    症状は通常5日間程続く場合もありますがその後は、免疫さえ落とさなければ殆ど終息に収まると言っていいでしょう。
    しかし発症する人とそうでない人がいます。それは、何故でしょう?
    一番に重要なのは、免疫力=体温です。
    平熱が35度台の方などは比例して免疫力が低い方が多いと言っても過言ではないでしょう。
    日々温かい物、飲み物を取るように心掛けて生野菜や果物など体を冷やす食べ物を避ける事が大切になってきます。
    体温が高くなれば、比例して免疫も高くなります。
    例年なら、いつも通りにインフルエンザのニュースが、世間を賑わす事となりそうですが、三年前からインフルエンザが新型コロナに置き換わってしまいました。 何とも不思議な話です。
    情報の煽りに、流行に流されることなく快適な冬を過ごされることをお祈りしております。
    核酸は必ず温かいお湯でお召し上がり下さいませ。

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