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社長のひとこと集(2024年)

  • 2024.12/2

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    12月師走に入り2024年も残り僅かとなりましたね。
    今年も皆様には大変お世話になりました。
    2024年を振り返り、弊社にとりまして今年のキーワードは「お久しぶりです!」でした。
    コロナ禍の影響による不景気や、物価上昇などで、日々の精一杯で健康について考える事が二の次になってしまったというお客様から、数年ぶりに「やっぱり核酸を飲んでいた時は眠りも深く体の調子もよかった!」や「核酸を飲んでいるときは風邪などほとんどひかなかったのに、体調が…と 」思い出していただき再びご購入していただけるという、うれしいお電話が多かった1年でした。
    私自身が少し喉がイガラっぽい声のときに、お客様から「ちゃんと小刻みに分けて飲んでいるかい?しっかり飲んだら、風邪なんて全然怖くないよ!」と励まされるくらいです。
    お伝えする側が逆に教えて頂ける事が、有難く、そして嬉しく感じました。

    はつらつ核酸も、親から、子へ、そしてお孫様へと三世代にご愛用頂いてる商品となりました。
    近年、発酵食品の死菌が腸内の免疫細胞を刺激し免疫力を高めることが実証され、「生きた菌」だけが有効成分ではないという事が解ってきました。
    発酵によって生み出される副産物(死菌)が体に様々なよい影響を与えるわけです。
    つまり発酵食品を日常的に摂ることが、いかに健康によいかがわかります。

    我々人類は20万年前から先祖から様々な経験(僕らの祖先が病気・ウイルスと戦って勝利してきた)を遺伝情報として伝授されています。
    それは今も変わらず次の世代に伝えている訳です。ウイルスだけでなく様々な病気も乗り越えてきました。こう考えると、心配が心配ではなくなりませんか?
    私たちはその先祖から受け継いてきた末裔であって例え新種であってもウイルスに弱くもなく、ワクチンよりも優れた自身の免疫に自信をもってほしいのです。
    『核酸』も厳選された数十種類の発酵菌が、自然環境の中で、自分達の次の子孫の為に、命がけで細胞の再生物質・免疫を高める物質をつくり、それを次の世代の有効菌に残し、その菌の資産・恩恵を積み重ね頂いた一滴、一滴を製品化しています。
    そして、日々の食事も動植物のいのちをいただく事で我々の『命』が生かされています。
    思えば創業から43年となり、毎年恒例である12月の「ゆたかB液プレゼントキャンペーン」も今年で32年目となります。これも皆様の変わらぬご愛顧のおかげでございます。
    商品の一つ一つを自社製品として手作りにこだわり、有効菌も当時の20種類から現在は26種類に増やし、大豆を培地としている製法は一切変えずに続けてまいりました。
    時代が変わり様々な世の中の環境の変化がある中でも、皆様の健康の柱になれればと思っています。
    時節柄、寒さ厳しい時期となります。どうぞご自愛くださいませ。
    よき新年をお迎えになりますよう、お祈り申し上げます。
    本年中の御愛顧に心より御礼を申し上げますとともに、来年も変わらぬお引きたてのほど、よろしくお願い申し上げます。 毎日核酸を温かいお湯でお召し上がり下さい。

  • 2024.11/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    食欲の秋の由来とは?なぜ秋は食べ物が食べたくなるのか?そんなお話をしたいと思います。
    一般的には秋は夏より気温が低下し、身体は体温を維持しようとするため、基礎代謝が上がります。
    結果、その分エネルギーを必要とするため、それを補うために食欲が増すという考え方ですが、体内の動きをみると、精神を安定させたり、 食欲にも深い関わりのある神経伝達物質のセロトニンの量は、日光に当たった時間が多ければ沢山作られます。
    夏から秋になると日照時間がどんどん少なくなるため、セロトニンという満腹を教えるホルモンが少なくなり、たくさん食べたいというドーパミンというホルモンを抑える事が出来なくなります。
    そこから、精神の安定が崩れて、食べ過ぎという状況になってしまうという事が考えられるようです。
    また、秋は美味しい食べ物が多く、夏バテで低下していた食欲が涼しくなって回復したなど、さまざまな由来があります。
    最近は技術の発達により、四季に関係なく食べられるものも増えましたが、おいしさも栄養価も夏の陽射しを多く浴びた秋の作物はおいしく、栄養満点です。
    【野菜類】さつまいも・さといも・れんこん・しいたけ等
    【魚介類】さんま・鮭・いわし・かれい・ほっけ等
    【果実類】くり・ぎんなん・梨・ぶどう・柿等

    食べ過ぎ、食欲のコントロールのコツ
    【1】よく嚙んで食べる
     よく嚙むことで満腹中枢が刺激され、満腹感が高まります。歯ごたえのあるものを食べる、食材を大きめに切るなどして、ひと口30回を目安に噛みましょう。
    【2】時間をかけて食べる
     脳の満腹中枢が働くまで、食事を始めてから15分ほどかかると言われています。家族の団らんなど会話を楽しみながらゆっくり食べると食事時間も長くなり、食事の量が少なくても満足感を得られやすくなります。当然ながらスマホを見たり、テレビに集中しながら食べる「ながら食べ」はやってはいけません。
    【3】野菜・海藻を先に食べる
     歯ごたえがあり、噛む回数が自然と増えるため、満腹感を得られ食べ過ぎを防ぎます。また、血糖値の上昇を緩やかにし、高血糖の予防に繋がります。
    また、きのこ類(まいたけ、しいたけ、干しシイタケ、しめじ、松茸など)はビタミン、ミネラル、アミノ酸などが豊富です。
    ビタミンDは免疫機能を高めるとされています。さらに、キノコ類を食べて太陽の下で散歩すると骨代謝に良いと言われています。
    毎日核酸を温かいお湯でお召し上がり下さい。

  • 2024.10/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    年4回皆様にお送りしている四季の便り秋号はお読みいただけましたでしょうか?
    今年の秋のテーマは顔相でした。
    四季の便りの続きになりますが、朝、顔を洗って鏡で顔を見た時に、今の内臓の状況を知ることが出来ます。 これからは季節の変わり目の秋です。
    特に猛暑で夏が厳しかったりすると体力も多く削られた方も多いかと思います。
    中医学の考え方では、前の季節に身体に無理をかければその次の季節に体の症状が出てきやすくなります。
    秋は、肺と大腸が一番働く季節になります。
    顔相で言うと目じりの部分は心臓に該当しますが、その下の部分が青白っぽかったり、黒っぽかったりしたらこれは肺のサインです。
    肺に負担が掛かると痰・咳が出る、嗅覚の異常、痔のような症状に繋がります。
    身体の冷やしすぎに注意したり、朝起きたら一番にトイレに行くことや、煙草は吸わない習慣を身につけましょう。
    また、髪の毛を上げて額の部分が黒っぽかったり赤っぽかったりすれば腎臓のサインです。
    しょっぱいものを好み易くなったり、精神的に落ち込みやすいくなったり、腰痛、体がだるい、耳鳴りや突発性難聴等の症状は腎臓の負担のお知らせです。
    冬は「腎臓」が一番働く季節として考えられています。冬の季節に入る前に秋の季節でしっかり疲れを取りましょう。
    体の冷えは腎臓にダイレクトな負担となりますので、しっかり身体を温めましょう。
    眉間がピンク色なら膀胱注意のサインです。トイレに行きたくなった時に我慢してませんか?トイレに行きたくなったらすぐにいく事が重要です。
    秋から、冬に向けて日毎に気温も下がります。 体温と免疫力は比例しています。
    体温が高まれば免疫力も高まりますので、 毎日核酸を温かいお湯でお召し上がり下さい。
    ご一読ありがとうございました。

  • 2024.9/2

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    さて、8月に続き、今回は戦後GHQが日本にしてきた食のお話をお伝えさせて頂きます。
    日本は古来から、水が豊かでお米がとれ、海藻や山菜がとれ、果物も木の実もとれて、
    根菜もとれる…本当に豊かな国です。
    ここで戦前、世界中の人が食べているのに唯一日本人だけが食べていなかったのが実は小麦です。
    何故かというと、小麦を育てるのに適している土地が、寒いところ、乾燥しているところ、雪や霜が発生しないところ、という場所で、日本の様にお米を育てるのに適した土地と真逆の条件だからです。
    日本が戦争に負けて食糧援助をGHQから受けることになって、お米に変わって突然パンが主食となりGHQは無償で小麦粉・大豆油・とうもろこしの粉、脱脂粉乳を日本に援助しました。
    小麦は、白米には入っていないビタミンBが入っているので頭が良くなる、と沢山宣伝されましたが…
    ここで重要なのは、小麦粉・パーム油・大豆油・とうもろこしの粉には実は、依存性が高い『エクソルフィン』という物質が含まれています。
    「一度口にするともっと食べたくなる。」ポテトチップスが食べ始めたら止まらなくなったり、昨日ラーメンを食べたのに数日経たない間にまた食べたくなるのは、エクソルフィン中毒性とも言われています。
    このエクソルフィン、食べ始めて20~25年体内蓄積すると、身体に様々な影響が出て病気にかかり易くなったりするようです。
    その為、昭和50年代から戦前には聞いたこともなかったような病気にかかる人が増え始めました。
    言い換えれば、昭和50年台に、戦後ずっと日本人の体内に蓄積してきたエクソルフィンが飽和状態になってしまったということです。
    実は、戦前は、自己免疫疾患(リウマチやバセドウ病や癌や花粉症)などにかかる人はほとんど皆無でした。
    今現在も、変わらずパンなら(小麦やうどんなど)パーム油なら(固めて固体にして、マーガリン、チョコレート、アイスクリーム。溶かして液体にした場合は、ポテトチップス、カップラーメン、フライドポテトの揚げ油)戦後GHQによって持ち込まれた食生活を現在も私たちは続けています。
    「美味しいから食べる」「甘いから食べる」のも分かりますが、今一度昔から食べられた日本の食事に戻ることが大切なのではと思います。
     核酸は温かいお湯でお召し上がり下さい。
    ※さて、3か月に渡ってお話してきた戦後GHQが日本にしてきた食の変化はこれで終わりになります。
    ご一読ありがとうございました。

  • 2024.8/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    さて、7月に書いたお話の続きとなります。
    戦後、GHQの政策により生活様式の変化によって日本人の腸内環境も随分かわってきました。
    腸内フローラを決める因子は親や周囲の環境を受け継ぎます。
    ここで子供から抗生物質やステロイド・市販薬も腸内環境を貧しくさせます。
    食物繊維をとらずに、高カロリーのものや高脂肪のものばかりを食べていれば腸内フローラはさらに貧相なものになっていきます。
    腸内フローラが悪化すると体の様々なところに炎症に関係する病気が起こりやすくなります。
    実は、日本人で100歳を超える人のほとんどは炎症反応が少ないという特徴があるそうです。
    それは昔ながらのご飯・味噌汁・魚・漬物と昔ながらの日本食を食べ続けたことで、腸内環境がいいからでしょう。
    100年前にはほとんどなかった日本人の大腸がんが死亡率世界一になったのも腸内環境の変化が原因だと言われています。
    最近はグルテンフリーがもてはやされていますが、小麦(グルテン)の炎症異常反応も腸内環境の変化が原因です。
    またうつや自閉症も腸内フローラが関係していることがわかってきています。
    健康であるが為には、まずは第一に腸内環境をよくすることです。
    その為にはヨーグルト(乳製品)じゃなくて、野菜やお米に味噌などの発酵食品ををいっぱい食べて、でも腹八分で食べ過ぎず、高脂肪・高カロリーを控え、
    良く運動して、ストレスの少ない生活をすることがとても大事だということですね。
    最後に、盲腸といわれる虫垂は腸内フローラをコントロールしている司令塔です。
    虫垂炎など緊急の場合は仕方ありませんが、人間、生まれてから死ぬまで不必要な臓器はありません。
    いらないからって簡単に切ってしまわないように。
    次回9月は、GHQの政策で大きく変わった日本の食生活と日本人の体の変化をお書きします。

    暑い日が続いておりますが、冷たいものの取り過ぎは内臓を冷やします。
    核酸はなるべく温かいお湯でお召し上がり下さい。

  • 2024.7/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    さて、今回は腸内フローラのお話です。
    腸内フローラは、先祖伝来からの長い歴史の中でできあがり、親から子へと受け継がれて来てます。
    腸内細菌と言えばよく聞くのが善玉菌と悪玉菌。善玉菌である乳酸菌やビフィズス菌を腸内に沢山持っていれば免疫も高く健康でいられます。
    一方でウエルシュ菌、ブドウ球菌などの悪玉菌が増えれば体は様々なトラブルにみまわれます。
    それなら、乳酸菌をいっぱい摂ればいいということで毎日ヨーグルトを食べたりしていませんか?
    そもそも日本人はヨーグルトの中の乳酸菌はせいぜい数十億個、サプリで摂ってもたかが知れた量です。
    沢山のヨーグルトを食べることが健康長寿に繋がるわけではありません。
    検査によると私たちの便の中には乳酸菌やビフィズス菌は検出されません。
    つまりせっせと摂っている乳酸菌やビフィズス菌は一時的な応援部隊であり、腸内で増えていることはないのです。
    そこで、腸内フローラを良い菌に変えるにはどうしたらいいか?
    一番は繊維質を一杯摂って、高カロリー・高脂肪の食事をやめる事です。
    日本人は食物繊維を分解させる発酵菌をお腹の中にいっぱい持っています。
    この発酵菌は水素を産出して酢酸を作り出しています。酢酸ができるとおならが漬物のような臭いがします。
    西洋人は酢酸を腸でつくれないのでメタンガスができて、おならが臭くなります。お芋のおならはよく出るけど臭くないのは酢酸発酵しているからとも言えます。
    焼肉の後のおならが臭いのは悪玉菌・腐敗菌が発生し、メタンガスが腸内で発生しているからです。
    次回8月に続きます。
    核酸は温かいお湯でお召し上がり下さい。

  • 2024.6/3

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    疲れを感じた時に、甘い物を食べると、瞬間的に元気になった経験はありませんか?
    それは「砂糖は、体内に吸収されるスピードが速い」からです。
    砂糖を使ったお菓子を食べると急激に血糖値が上がります。
    一時的に疲れが取れたように感じますが、体はそれに対処するために急いでインスリンを放出し、血糖値を下げようとします。
    インスリンを大量に分泌した結果、今度は逆に血糖値が下がりすぎてしまい低血糖となるのです。
    急に下がりすぎた血糖を正常値まで引き上げるために、アドレナリンというホルモンが分泌されます。
    アドレナリンは分解されるとアドレノクロムという覚醒剤に似た有害物質となり、これを繰り返していると頭痛を引き起し、「キレやすい脳」にしてしまうのです。
    砂糖は更に体液を酸性に傾けます。体は弱アルカリ性なので、それを中和しようとして、体の中でカルシウムを始めとするミネラルを奪います。
    砂糖を日常的に摂っていると、体の組織や細胞に貯えられたカルシウムでは足りずに、骨や歯を溶かしてカルシウムを補い、体のバランスを保とうとします。
    その時、カルシウムの流出で結石ができやすい体質になる場合もあります。
    こうして砂糖を体内から排出させようとして、私たちの体は様々な反応を起こします。
    また、砂糖を消費する時にビタミンB群が必要となります。これが砂糖は別名「ビタミン泥棒」と言われている由来です。
    イライラやストレスなどで、もともと不足しているビタミンB群を更に消費してしまうのです。
    砂糖の過剰摂取は、私たちの体の大切な栄養素を消費してしまいます。また砂糖には「習慣性」と「増加欲求性」があります。
    「習慣性」というのは、砂糖を含んだ物を食べると、次から次へと甘い物が欲しくなることです。
    「増加欲求性」というのは、甘さに慣れてくると、更に甘みの強い物が欲しくなることです。
    一日の砂糖の量は、出来れば嗜好品(おやつ)の砂糖の摂取量は1日6グラムを基準としましょう。
    例えば、おやつにチョコレートを1/2枚食べてしまったら、4日間は(4日×6g=24g)は嗜好品の摂取を控えるように努めたり、ビタミンやミネラルをいつもより多く摂るように心掛けるなど、調整をする気持ちが大切です。
    また普段の料理でも白砂糖ではなく、メープルシロップやハチミツ、オリゴ糖、黒砂糖、てんさい糖など、自然に近い調味料を利用しましょう。
    「甘い物を食べたい」という気持ちと、私たちの身体の細胞が「食べたい物」とは違うということ…細胞が喜ぶ食生活を心掛けることが、健康を維持し病気を遠ざける秘訣となるでしょう。
    核酸は温かいお湯に入れてお召しがり下さい。

  • 2024.5/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    今回のテーマは「よく噛む」です。
    最近はスーパーを見ると、お惣菜や、カップ麺などあまり嚙まなくてもすぐ飲み込めるものが多く陳列されています。
    米、野菜(大根、ニンジン、ゴボウ、キャベツetc)、に、海藻、魚、肉、これらを食べる時に良く噛んでいますか?
    日本の食は、回数を多く噛む必要。
    噛むときは、下顎を使いますが、良く噛まないでいると下顎が小さくなります。
    顎は噛まないでいると一世代で30%も小さくなる(退化)とも言われています。
    歯は、なかなか退化しないので顎だけ小さくなり、歯が詰まってしまい歯並びが悪くなるということに繋がる事になるそうです。
    これが、不健康スパイラルになっていきます。
    現在、世の中には、柔らかい食べ物が多く溢れていますが、
    それは、戦後に、日本に入ってきた食べ物、肉食・小麦(パン)文化ではないでしょうか?
    だからこそ、日本の伝統食などをしっかり摂り入れて、日々健康な生活を心がけましょう。
    核酸は温かいお湯に入れてお召しがり下さい。

  • 2024.4/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    四月に入り、新学期・新社会人など新たな環境で過ごし、食生活も大きく変わる時期かもしれません。
    今回のテーマは私たちの日々の糧、『食』です。 人間は様々な生命を食べる事によって生かされ、食べなければ生命を繋ぐ事が出来ず、死に至ります。
    その食べる事を好きなものばかり、インスタント食品などに偏ると健康を害し、やがては病の元となります。
    飽食の時代だからこそ「食」を見直し、悔い(食い)改める事も必要かと思います。
    食とは”人を良くする”、”人が良くなる”と書きます。
    ただ、美味しければ、腹が膨れれば、それでいいのが『食』ではありません。
    動物にはそれぞれの動物の天食があります。
    人間にも、人間の食べるべき天食があリ、また、先祖伝来の日本人としての正しき食があります。
    レトルトの食品が一般化し、家庭の味が少なくなり、スーパーでは、カタカナ文字の加工食品が沢山陳列される中、 不思議な事に、このカタカナ文字の食品が増えて来てから、比例するかのように様々な病が増えて来るようになって来ました。
    何故でしょう?
    その加工食品には何が入っているのか? 裏表示を見る事も大切ですと私は思うのです。

  • 2024.3/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    春は「春眠暁を覚えず」という言葉もありますが、意外とその逆で、いつも眠れるのになぜか最近眠れないという人が春には出てきます。
    これは、春の陽気の高まりのせいかもしれません。
    気候が落ち着いて、体が慣れれば落ち着きますので、気にしないことも大事です。
    寝ても寝てなくても明日は来るので大丈夫です。
    心の面では、春はイライラしたり、憂うつになりやすい季節。
    落ち込みやすいのも、春という季節の影響ですがそんなに気にしないほうがいいです。
    早く寝て、朝起きたらカーテンを開けて日光を浴びること。太陽がもつエネルギーが体を温めて元気にしてくれると考えるからです。
    もし、前の晩にいくら夜更かしをしても、翌朝はいつもどおりの時間に起きることを心掛けて、いつものリズムを崩さないことが大切です。
    春は心と体をゆるめてのびのびと過ごしましょう!

  • 2024.2/1

    いつもはつらつ核酸のご用命誠にありがとうございます。
    中医学では、人には「先天(せんてん)の気」と「後天(こうてん)の気」があると考えられています。
    「先天の気」とは、両親から受け継いだ、その人が生まれながらに持っているエネルギーのことです。
    このエネルギーは「腎(じん)」に蓄えられています。
    「先天の気」は、生まれた段階でほぼ総量が決まっており、自然の成り行きとして、年齢を経るごとに減少していきます。
    生活習慣の乱れやストレスでもすり減ってしまいます。
    また大きな事故やここ一番の時に多く消費されます。補うことが出来ない物です。
    「後天の気」は東洋医学の「脾(ひ)」と関係が深く、西洋医学でいうと、胃腸などの消化器系を意味します。
    後天の気は、食べ物や呼吸など暮らしの中で補充できるものなので、これらの気は体調を崩すと減ってしまうため、体調を崩さないだけでも老化防止に繋がるといえるでしょう。
    「先天の気」を不必要にすり減らさず、食養生などを通して「後天の気」を蓄えていく。
    これを日々の生活の中で実践していくことが大切です。

  • 2024.1/5

    明けましておめでとうございます。
    今年も変わらぬご愛顧の程よろしくお願い致します。
    さて、新年最初の話は、四季の流れと体調のお話です。
    春は温暖で、夏は炎暑、秋は空気が乾燥し、冬は寒冷。
    これが一年の四季の気候変化です。
    自然界の全ての生物は、この気候変化の影響を受けています。
    人間は万物の霊長ですが、植物と似たような変化をします。
    人の適応能力はとても強いですが、一年の気候の変化によって、人の内にも大きな変化が起きます。
    例えば、炎暑の夏には人間の毛穴は大きく開き、汗もよく出て、体内の熱(陽)気を発散することができ、排尿は少なくなります。
    寒い冬は毛穴が閉まり、汗の出が少なく、逆に排尿は多くなります。
    これにより、体内の熱(陽)気を保持するだけでなく、体内の水液のバランスを保ってくれているのです。
    気血の流れ、脈拍も、気候の変化によって変わります。
    春・夏には体の陽気は外に向かって発散し、脈拍は強くなり。
    秋・冬には陽気は内に収められますから、脈拍は静かになります。
    人間は、自然の一部であり、どんなに文明が発展しようとも自然と共に生きていく事は今後も変わらないでしょう。
    四季の変化と共に人間の体の中にも変化が起きる。
    その事を体で感じ、変化を捉えていく事がとても大切な事だと思うのです。
    時節柄寒い日が続きます。十分ご自愛くださいませ。

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